【図解】YouTubeチャンネルの権限付与・種類・作成・設定方法を解説

【図解】YouTubeチャンネルの権限付与・種類・作成・設定方法を解説

近年、企業や個人の情報発信ツールとしてYouTubeチャンネルが注目されています。個人利用だけでなく、企業がマーケティングの一環として活用したり、複数人で1つのチャンネルを運用することも増えてきました。複数人でYouTubeチャンネルを運用する際に重要なのが「権限付与」です。権限付与を適切に行うことで、安全かつ効率的にチャンネル運営を進めることができます。この記事では、YouTubeチャンネルにおける権限付与について、種類や作成、設定方法などをステップバイステップで解説していきます。図解も交えながらわかりやすく解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

YouTubeチャンネルの権限付与とは?

YouTubeチャンネルの権限付与とは、チャンネルの所有者(オーナー)以外の人に、チャンネルの管理や動画の編集・公開などの権限を与えることを指します。例えば、以下のような作業をオーナー以外のメンバーに許可することができます。

  • 動画のアップロード
  • 動画情報の編集
  • コメントの管理
  • チャンネルのデザイン変更

権限付与を活用することで、複数人でチャンネルを運営する場合でも、それぞれが役割に応じて作業を分担できるため、効率的な運営が可能になります。

権限付与をするメリット

YouTubeチャンネルに権限付与をするメリットは、大きく分けて以下の3つです。

業務効率化:チャンネルオーナーは、動画制作や戦略立案など、より重要な業務に集中できます。

セキュリティ向上:全員がオーナー権限を持つ必要がなくなり、万が一アカウントが不正利用された場合のリスクを軽減できます。

チーム運営の円滑化:メンバーそれぞれに適切な権限を与えることで、責任と権限が明確化し、スムーズなチーム運営を実現できます。

権限付与の手順

YouTubeチャンネルの権限付与は、以下の手順で行います。全部で4ステップあるので、確認しながら進めて下さい。

ステップ1. Googleアカウントの作成(既に持っている場合は不要)

権限を付与したいメンバーがGoogleアカウントを持っていない場合は、事前にアカウントを作成しておく必要があります。

Googleアカウントの作成ページにアクセスし、右上のログインを選択。

Googleアカウントの作成ページにアクセスし、右上のログインを選択。

Googleへのリンクはこちら>

画面の「アカウントを作成」から指示に従って、必要な情報を入力します。

画面の「アカウントを作成」から指示に従って、必要な情報を入力します。

利用規約に同意し、アカウントを作成します。

ステップ2. YouTubeチャンネルの作成(既に持っている場合は不要)

権限を付与するには、YouTubeチャンネルが必要です。まだチャンネルを作成していない場合は、以下の手順で作成します。

YouTubeにログインします。

YouTubeのリンクはこちら>

画面右上のアイコンをクリックし、「チャンネルを作成」を選択します。

画面右上のアイコンをクリックし、「チャンネルを作成」を選択します。

チャンネル名を入力し「チャンネルを作成」をクリックします。

チャンネル名を入力し「チャンネルを作成」をクリックします。

ステップ3. 権限を付与する

YouTubeチャンネルを作成したら、以下の手順で権限を付与します。

YouTube Studioにログインします。

YouTube Studioにログインします。

左側のメニューから「設定」をクリックします。

左側のメニューから「設定」をクリックします。

「権限」を選択し、「招待」をクリックします。

「権限」を選択し、「招待」をクリックします。

権限を付与するメンバーのメールアドレスを入力し、アクセス権を選択し「完了」をクリックします。

権限を付与するメンバーのメールアドレスを入力し、アクセス権を選択し「完了」をクリックします。

各権限レベルの詳細とできること

役割サポート対象サポート対象外
所有者すべてのプラットフォームで、次を含むすべての操作を行うことができます。
– チャンネルの削除
– ライブ配信とチャットの管理
– 権限の管理
– Google 広告アカウントのリンク
– 他のユーザーに所有者の役割を譲渡することはできません。
管理者すべてのチャンネルデータを表示できます
権限を管理できます(YouTube Studioで)
チャンネルの詳細を編集できます
ライブ配信を管理できます
コンテンツを作成、アップロード、公開、削除できます(下書きを含む)
ライブ管理画面内でチャットを投稿、管理できます
投稿を作成できます
コメントを投稿できます
Google 広告アカウントをリンクできます
– チャンネルの削除はできません
編集者すべてのチャンネルデータを表示できます
すべての情報を編集できます
コンテンツをアップロードして公開できます
ライブ配信を管理できます
ドラフトを削除できます
ライブ管理画面内でチャットを投稿、管理できます
投稿を作成できます
コメントを投稿できます
Google 広告アカウントをリンクできます
– チャンネルまたは公開済みのコンテンツを削除できません
– 権限を管理できません
– 契約を締結できません
– スケジュール設定済み / 現在進行中 / 完了した配信を削除できません
– ストリームキーを削除またはリセットできません
編集者(制限付き)編集者と同じ権限– 編集者と同じ制限
– 収益データ(チャットの収益と視聴者のアクティビティタグを含む)にアクセスできません
字幕編集者対象となるすべての動画で字幕を追加、編集、公開、削除できます– 編集者と同じ制限
– 収益データ(チャットの収益と視聴者のアクティビティタグを含む)にアクセスできません
– コンテンツをアップロードして公開できません(動画の字幕を除く)
– ライブ配信を管理できません
– ドラフトを削除できません
– ライブ管理画面内でチャットの投稿や管理できません
– ライブ配信を管理できません
– スケジュール設定済み / 現在進行中 / 完了した配信を削除できません
– 一部のチャンネルデータを表示できません
閲覧者チャンネルのすべての詳細情報を閲覧できます(編集は不可)
YouTube アナリティクス グループを作成して編集できます
収益データ(チャットの収益と視聴者のアクティビティタグを含む)を表示できます
作成済みのストリームをライブ配信前およびライブ配信中に表示 / モニタリングできます
ストリームキーを除くすべてのストリーム設定を表示できます
– ライブ配信を管理できません
– スケジュール設定済み / 現在進行中 / 完了した配信を削除できません
– ライブ管理画面内でチャットの投稿や管理できません
閲覧者(制限付き)閲覧者と同じ権限– 閲覧者と同じ制限
– 収益データ(チャットの収益と視聴者のアクティビティタグを含む)にアクセスできません

google Helpより引用

ステップ4. 招待を承認する

権限を付与されたメンバーは、招待メールを受け取ります。メールに記載されているリンクをクリックし、招待を承認します。招待が承認されると、メンバーは付与された権限レベルでYouTubeチャンネルにアクセスできるようになります。

まとめ

今回は、YouTubeチャンネルの権限付与について、その手順や種類、メリットなどを詳しく解説しました。複数人でYouTubeチャンネルを運営する際は、権限付与を適切に行うことで、安全かつ効率的な運営が可能になります。ぜひこの記事を参考にして、YouTubeチャンネルの運営に権限付与を活用してみてください。

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この記事を書いた人

営業畑出身のエンジニア気質。某大手企業で4ヶ月で営業成績1位を叩き出し、管理者に昇進。マネジメントとマーケティングの二軸を学び現在は株式会社WebCoでプロンプトエンジニアを主として勤務中。

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